2つのチャンネル
現在2つのyoutubeチャンネルを展開しています。
一つは教室のCHです。
このチャンネルでは、教室に遊びに来てくれた演奏家とのコラボレーション、教室で行っていることなど、教室に興味を持ってもらうためのコンテンツをご紹介しています。
ぜひチャンネル登録をお願いします!
《おすすめ動画》
もう一つは新しく事業としてはじめたチャンネルです。
このチャンネルは東京在住・在勤の地元の芸術家のプロモーションのために作ったチャンネルです。
私を含め、作曲家、歌手、器楽奏者などで動画を作りはじめています。
こちらも是非チャンネル登録をお願いします。
最終的には演劇、ワークショップ、講演などを含めて、世界に向かってアウトプットをどんどん発信していきたいと考えています。
そのため英語圏もしくは英語が分かる人向けに、チャンネルを作っています。
《お勧め動画》
私は今日、このブログを読んで下さった方に以下のように呼びかけたいと思います。
作曲者、演奏者、舞台関係表現者の皆様へ!
今大変な情況の中にありますね!私も伴奏、演奏、舞台の裏方、レッスンまで減っちゃって大変です!
そもそも日本の音楽家、なんでこんな困らなきゃいけないんだ?
簡単です。普段からお金をくれないからです。1日演奏して数千円しかもらえない、なんてひどい話も聞きます。こんな状況で『もしものときのために財産を作っておく』なんて難易度高すぎだと思いませんか?
でもそれ、多分おかしいですよね。仕事してるんだから、ちゃんと生活できて蓄えもできるべきですよね?
「お互い協力して技術を安売りしないように連帯する」というのは確かに大事ですが、連帯にも限界があります。
根本的には、仕事を頼む人の見積もりが総じて安すぎるのが一番の原因というところに異論はないのではないでしょうか。
仕入れ値が安ければ安いほどいいというのは当たり前のことで、市場原理に任せていたらギャラなんていくらでも低くなります。歯止めなく低価格化していく理由は、彼らから見たら、我々が単純にコモディティー化しているからです。
日本の依頼主や行政にこういった考えを改めてもらうことはほぼ無理だと思われます。彼らはただ経済的に合理的な判断をしているだけなのです。残念ながら文化に対する尊敬なんてものは微塵もないのでしょう。
最近の補償に関する一連の出来事で明らかになったのは、普段から表現者に対する尊敬が全くない本邦において、海外から褒められるトッププレイヤー以外の表現者は「好きだからやってる」だけの「創作マシーン/演奏マシーン」だと見做されているということです。
行政も依頼主に負けず劣らず、経済的合理性の方向しか見ていないということですね。
ドイツっていいなぁって思いますよね。私は思いました…。
この国で充分に支払ってもらうには、相当きちんとマーケティングをやらないと無理だと思います。それも中間搾取のない体制で自前でやればマシという程度です。
要はパイが圧倒的に小さいんです。国内のお客様も、愛好家は除き、ニュースになるような著名人が関わる創作物や音楽以外には、基本的にお金なんて払いたくないんです。
だから僕と一緒にマーケティングしましょう!
世界からお金もらいましょう!
全世界をターゲットに技術を売っていけば、今みたいに風が吹いたら即死みたいなことにはならないです。CreativePot Tokyoではあなたの技術を世界にアピールしていこうと思います。
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音楽や舞台を愛するお客様方へ
(狼の遠吠え)
我々のような音楽や舞台に関わる人間は、今、皆様が容易に想像できないような困難の中にいます。
我々に支払われるギャラというものは、当日の拘束時間だけを換算されて作られるものではなく、技術を磨き続け、研究を重ね続けている毎日に対する対価です。
それが無くなる以上は、音楽と関係のない仕事を増やすことを視野に入れなければなりません。
楽譜や台本の前に立って作品を編むという、重要かつ綿密なプロセスを返上して、関係のない仕事を増やさなければ食べていけないという状況に陥っている仲間も多々います。
収入に不安を抱え、さらに技術を磨き、研究をする時間を奪われるということは、我々にとってはとても不安なことなのです。
かつて芸術の世界は貴族がパトロンとして支えていました。芸術家は、支援に対して作品を、演奏を提供してそれに応えました。
しかし現代民主国家では、芸術活動は社会全体で支えるべきものです。そして我々は社会に音楽を、演劇を還元する役割をこれまでも果たしてきました。
「非常時だ」といってどうか私たちを社会の中から放逐しないでください。
今日ステージで見られるあらゆる成果物は作曲家、演奏家、演出家、美術家、舞台スタッフ、制作スタッフの努力の結晶です。その担い手を生かし続けてください。
我々も社会のために役割を果たす労働者です。同じ24時間しか持っておらず、お金がなければ生きていけません。
皆様におかれましては是非とも、市井の芸術家にくれぐれもご支援賜りますようお願い申し上げます。