[ Phase 4 ] 活動の紹介(2021.8.24更新)
Creative Garden
という企み
Creative Garden Tokyoは、東京周辺で活躍する音楽、美術、演劇、文学、学問などの担い手が協同して運営するセミパブリックな空間を指し、それを設立するための構想そのものを意味します。
そこでは、21世紀に相応しい芸術文化の発信と交流を模索します。従来のトップダウン式運営に拘らず、メンバー内で権威主義や派閥制や搾取に陥らない新しい体制を目指していきたいと考えています。
音楽、美術、文学など様々な分野の専門家が対等で創造的な関係を築くことで、内部でのイノベーションを促します。
これに先立って2019年より、オンライン上での活動を模索してきました。後述のYOUTUBE活動及び『プラットフォーム・灰色の行進曲』などがそれにあたり、本活動を通じて国内外問わず活動の周知に努めてゆきたいと考えています。
この一連の活動をGardenを作る前に苗木を育てる作業に准えて、Creative Pot Tokyoと名付けました。
2021年初頭からはオフラインの世界に先駆けて、Vimeoに仮想の劇場を設立しました。
https://vimeo.com/user132075348
ここから演奏会、講演会、各種作品の上映などを始めていきたいと思います。
5月には音楽家、写真家、翻訳者、文芸評論家とアライアンスを組み、Creative Garden “Core” という任意団体を設立、7月には当該団体主催のコンサートを都内で開催しました。
今後もより積極的な公演活動を企画運営していきます。
《参考(外部リンク)》
Ch. CreativePotTokyo
プラットフォーム・灰色の行進曲
Online Creative Garden(Vimeo)
芸術で社会を繋ぐ
Creative Garden Tokyoは、公演、講演、教育活動、情報共有、地域貢献などの目的に広く活用されます。当然そういったアウトプットは文化の享受者である地域社会の人々(この場合は東京都)に成果物として還元されます。
また、現代においてはインターネットを通じて世界中の様々な文化磁場や個人とも相互に交流ができるようになりました。こうしたテクノロジーを十分に利用して、やがてCreative Pot Tokyoが芸術・文化活動におけるハブ空港のようなものとして機能すればと考えています。
2020年は地域の合唱愛好家や音楽家とチームを作り、リモート合唱の集団をプロデュースしました。今回、善意ある音楽家に助けられてなんとか動画公開まで漕ぎ着けましたが、健全な運営のためにも資金の確保やマネタイズが求められます。
COVID19の流行は、音楽関係者や芸術家、技術スタッフの継続性に暗い影を落としました。地域から支えられ、地域に還元する芸術の、新しい形を模索しなければなりません。
cf.リモ・コアの資料(無料でダウンロードできます。)
2021年には有料PDFのダウンロードページを作り、楽譜や音楽教育教材、台本、電子書籍などの販売ページを作成しました。情報や知識の共有プラットフォームとしての役割を果たすべく、整備していきたいと思います。
《参考リンク》
リモ・コアチャンネル(YOUTUBE)
Creative Garden Shop
Ch. CreativePotTokyo
Creative Pot Tokyoの公式YOUTUBEチャンネルでは、オリジナルの楽曲、舞台作品や日本の歌曲などをコンテンツとして世界に向けて発信していきます。Gardenの活動紹介のみならず、関わってくれた音楽家、パフォーマーを宣伝・紹介していくこともこのチャンネルの重要な使命です。
本プロジェクトは、近代の日本の歌を海外に紹介する企画です。
このプロジェクトは後述のプラットフォームと連動しています。
プラットフォーム
灰色の行進曲
これは公開フォルダです。ここに創作者、表現者、執筆者などが、テーマに紐づいた様々なアウトプットを投稿し、それを編集して一つの作品に収斂させる試みを行っています。
編集する人がそのプロジェクトのトップとなります。
どういった形で行えば、各人の創造性や個性を活かした協働が出来るのか研究する土壌になります。
プラットフォームの結実として動画作品を完成させました。
リーディング公演「魔術」は、2021年2月に文化庁の文化芸術活動の継続支援事業から補助を受けて実現しました。芥川龍之介の短編小説「魔術」をもとにした作品で、映像とリーディング、演奏によって構成されています。この事業で役者1名、音楽家4名の雇用を産みました。我々は、今回の公演で得た技術的な研鑽やインフラの整備を活用し、新たな総合芸術作品の創出を目指します。
プラットフォームの考え方はこちら。
プラットフォーム入り口はこちら。
Creative Garden “Core”
アーティスト、翻訳者、評論家、フォトグラファーのアライアンス
2021年5月、作曲家、歌手、俳優、文芸評論家、フォトグラファーなどでアライアンスを組み、公演の中核となる任意団体を設立しました。Creative Gardenの活動を拡大・推進していくための中心となる活動を企画するのでCreative Garden “Core” と名付けました。
7月25日、二胡奏者寺岡拓士氏を招き、光が丘美術館(東京都練馬区)でのコンサートを開催。感染拡大防止への取り組みの一環として、翌26日から2週間の動画配信を含むハイブリッド公演を実施。好評を得ました。本公演を含めて、2021年のCreative Garden “Core”の企画公演は文化庁の補助対象事業(ARTS for the future!)となりました。
庭師
CreativeGarden仕掛人
《プロフィール》
Creative Pot Tokyo 専属庭師
髙橋悠之輔
1980年 静岡生まれ
作曲家、脚本家、演出家、舞台監督、マーケター、
CreativePot音楽教室主宰。
1999年、東京芸術大学音楽学部楽理科入学以降、現代音楽、作曲、ステージパフォーマンスなどに強い関心を持って研究してきた。
在学中より自主的な演奏会、演劇公演などを主宰。テキストと音楽の創造的な関係について思索を巡らす。
当時より地域密着型の芸術祭・音楽祭の重要性を学び、将来はそういった事業にかかわりたいと考え、今日に至る。
これまで都内で、音楽制作、ミュージカル制作、演劇・音楽祭制作や舞台監督として活動する。
自身の創作活動としては、舞台作品5本、音楽劇2本、オペラ台本1本の他、インターネットラジオドラマ付曲、ネットニュース番組用BGM、各種演奏会用新曲及び編曲など多数。
現在ピアノ及び音楽理論の個人指導を再開。教育産業で働いていた知見を活かし、小学生から社会人まで幅広く指導している。
2018年より市民参加型芸術祭の専属マーケター。
連絡先
E-mail : creativepot@gmail.com
アクセス→こちらのページをご覧ください!
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